抜歯せずに矯正すると。
2022.07.01更新
こんにちは!
矯正の検査結果報告の際に
抜歯が必要だといわれることがあると思います。
スペースが大きく足りず
抜歯してスペースを作る必要があるということですね。
ここで
どうしても抜歯したくない!
って人もいます。
健康な歯を抜くわけですから
そりゃそうだと思います。
で
抜歯をせずに矯正をすることは
実際は可能ではあります。
2パターンありますが
歯と歯の間を少しずつ削ってスペースをできる限り確保するか
抜歯も削ることもなくスペース不足のまま進めていくか
ということになります。
歯を削ればスペースがある程度確保できるので
上手くいけば抜歯矯正に近いような結果が出ますが
しみたり歯の形がイマイチになるリスクもあります。
何もせずにそのまま矯正する場合は
歯並び自体はよくなりますが
確実に出っ歯か前歯が咬み合わない状態になります。
「歯は並んでいるけど咬めないし口元が変」
ということに。
そこから顎関節症になったり
強い歯ぎしりや食いしばりが始まって
奥歯がどんどんやられていくことも少なくないです。
結構な歯を抜くのは確かに躊躇するところではありますが
長い目で見ると
抜歯してキレイに並べて
歯みがきしやすく
咬みやすいようにした方が
結果として歯を守ることができます。
複数の歯医者で相談をして
どこも抜歯が必要だということであれば
抜歯して矯正をするのがいいでしょう。
807-0075 北九州市八幡西区下上津役3-6-1 ハーモナイズ361-1階
あきづき歯科クリニック 院長 秋築