勇気ある撤退を。
2024.03.18更新
こんにちは!
インプラント入れようと思ったら、予想よりも骨が少ない・・・
歯医者あるあるの1つじゃないでしょうか?
CTを撮影していたとしても
骨の状況は実際に目視しないと分からないことも多々ありますからね。
で
ここでどうするのか?
①無理やりすすめる
②中止する
③骨を作る処置のみする
④途方に暮れる笑
④は冗談として・・・と思われるかもしれませんが
経験が浅い場合はしばらくこの状態になるかもしれません。
まぁ
結局は②の中止になると思いますけどね。
さて
ここで問題なのが
ある程度経験値が上がってきた段階での①です。
骨が一定以上ない場合
どんなに熟練していてもインプラントを埋入することは不可能です。
できたとしても
成功率は低くなります。
当然ですけどね。
強行するのは得策とは言えないので
撤退するのがベターでしょう。
さて
当院でも今日そんな感じの骨が予想よりも少ないケースがありました。
抜歯即時埋入の予定でしたが
方向を変えても固定は取れない状態だったので
③の骨造成のみ行って終了しました。
何もせずに中止しちゃうと
後日インプラント埋入するときに大変ですからね。
この辺は冷静に判断する必要があります。
患者さんにとっては
治療期間が延びるというデメリットはありますが
失敗のリスクを背負うぐらいなら
延期した方がいいことは理解してもらえるはずですからね。
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あきづき歯科クリニック 院長 秋築