こんにちは!
相変わらず毎日のように
新型ウイルスによる感染者が増えていますね。
特にクルーズ船は悲惨なことになっていますし・・・
いろいろ論議されていますが、
「厚労省も検疫官も一生懸命やっているんだから」
みたいなことを言っている人を見かけます。
私としては、???です。
「一生懸命する」ことじゃなくて、
「適切なことをする」のが正しいんじゃないの??
と思うんです。
「クルーズ船内外で”一生懸命”いろいろ対応した!」
で、
結果、
めちゃめちゃ感染広がってますからね。
これ
絶対日本人の悪いところだと思います。
「仕事ができなくても頑張っている人は偉い」
・・・報酬をもらっている以上、結果は大事です。
「昔ヤンチャしていた人が頑張って更正したから素晴らしい」
・・・確かにいいことですが、昔から真面目に生きている人の方が偉いです。
美化するのが好きなんでしょうね。
「一生懸命」という言葉は、
免罪符として使われていることが非常に多い気がします。
歯医者も同じようなことがあります。
例えば親知らずの抜歯のケース。
①一生懸命頑張って、
汗水垂らして2時間かけて、やっと抜けた!
大変だった!
歯ぐきがデコボコになってしまったけど、抜けてよかった!
②簡単そうな感じで、
5分程度でサクッと抜いた。
楽だった。
痛みや腫れはほとんどなかったし、傷口もきれい。
どうでしょうか?
①の方は達成感的なものがあるかもしれませんし、
人によっては「よくやった!」と思うかもしれません。
②の方はあっさりしていますが、
圧倒的にプロフェッショナルです。
結果を残すということは
非常に大事なんです。
特にコロナウイルス対応のような緊急時には、
がんばったー、がんばったー、ではなく
「適切に判断し、適切な対応を、迅速に」
それを冷静にできることが大事ではないでしょうか?
偉そうですいません・・・
私も更に精進していきます。
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あきづき歯科クリニック 院長 秋築