治療期間が短い方が、良い歯医者なのか?
2019.11.30更新
こんにちは!
歯医者に長くかかった、という経験をした方もいらっしゃるんではないでしょうか?
お口の中の状況によって様々ですが、治療期間は短い方がいいとは限りません。
ずれた咬み合わせを治したり、全体的にテコいれする必要があったり、進行した歯周病の治療であったり、
こういった治療は、長期間かかります。
長いと1年以上かかることもあります。
要は、長年かけて進行した病気を治すのには、その分治療期間も長くなるんです。
私は長くかかりそうな患者様に対しては、
初診かその次の来院時に、
どんな治療をするのか、期間がどのくらいになりそうか、説明します。
多少前後はしますが、だいたいの目安は判断できますからね。
中には、「そんなに長期間ですか??」とおっしゃる方もいらっしゃいますし、
「毎日来るので早く治してください!」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
なぜ長期間に及ぶのか、その理由をご理解いただけるといいんですが、なかなか難しいことも。
「治すための期間」はどうしても必要なので、
同意いただけない場合は、残念ながら当院では治療ができません。
適当な治療をすれば早く終わるかもしれませんが、
私は適当な治療をすることはありません。
年末になると、そういうご相談が増えてきますが、
日頃から定期検診や歯のクリーニングを行い、
長い治療が必要ないようにしておくことが大切です。
807-0075 北九州市八幡西区下上津役3-6-1 ハーモナイズ361-1
あきづき歯科クリニック 院長 秋築