日本の歯科用の金属
2018.06.30更新
こんにちは!
歯科用の金属は、数種類の金属が混ざった合金です。
特に被せ物に使用するものは、金銀パラジウム合金(通称:金パラ)といわれるもので、
日本では昔から一般的に使用されています。
金属は保険で治療できますし、強度があるというメリットはありますが、
金属アレルギー・歯ぐきが黒くなる・見た目の問題などもあります。
意外に知られていませんが、海外の先進国で金属を用いた治療をする国はほとんどありません。
特に、前述した金銀パラジウム合金は、体へ悪影響をおよぼす可能性があるとして
ドイツやスウェーデンでは歯科治療において禁止されています。
日本の保険治療は、誰でも安価に治療を受けることができる優れた制度ですが、
「安くできるのには理由がある」、ということを知っておかないといけないと思います。
もちろん、高ければいいというわけではありません。
その人のお口の状態や歯の状態、生活習慣などによって適する素材は異なりますので、
しっかりと診査して、ご自分に合ったものを入れることをオススメします。
〒807-0075 北九州市八幡西区下上津役3-6-1 ハーモナイズ361-1階
あきづき歯科クリニック 院長 秋築