当院の審美歯科で心掛けていること
保険外の素材はアレルギーも安心の「メタルフリー」
保険適応外では、金属を使わない「メタルフリー」の素材を採用しています。
保険で使用する金属は身体にいいものではなく、錆びて隙間ができたり、再びむし歯になったり、体調不良の原因になってしまうこともあります。
ピアスやネックレスでかぶれたことがある方は要注意です。
そのような金属アレルギーが心配な方や、歯ぐきの着色などが気になる方でも、当院で使用する素材は安心してご利用いただけます。
ジルコニア・セラミック・ハイブリッドなど、審美性や機能性に優れた白い材料を使用するので、周りの歯と調和したきれいな歯を入れることが可能です。
また、汚れや着色も付きにくいので、むし歯や歯周病になりにくく、治療後のお手入れも簡単なので歯が長持ちしやすくなります。
※2020年7月に口腔内スキャナー「トロフィー3DIプロ」を導入しました。
3本以内のクラウンやブリッジであれば、粘土で型を取らなくても大丈夫です。(歯のコンディションによってはできない場合もあります)
すきっ歯が気になる方へ「ダイレクトボンディング」
「前歯のすきっ歯が気になる、左右の歯の大きさが違うのが気になる」とお悩みの方は少なくないと思います。
「気になるけど、矯正は時間がかかって高いし、削って差し歯にするのは抵抗がある…」いう方は、ダイレクトボンディングという方法をお薦めします。
ダイレクトボンディングとは、ご自身の歯を極力削らずに、直接歯に白い樹脂の素材を盛り足していく方法です。
すきっ歯などに行うダイレクトボンディングは、歯を削らなくていいので麻酔の必要がありません。
ご自身の歯にほとんどダメージがないという大きなメリットがありますので、まずはお問い合わせください。
「奥歯に入っている銀歯が目立つので白くしたい」「歯の大きさが1箇所だけ小さいのが気になる」「むし歯があるけど銀歯にはしたくない」という場合にもダイレクトボンディングは適しています。
銀歯や被せ物と違って、ご自身の歯を削る量を最小限にして治療ができます。
保険では使用できない専用の材料を使用するので、より自然な見た目にでき耐久性も優れています。
「前歯が折れてしまって、根っこだけになっている」という場合には、直接差し歯を作る「ダイレクトクラウン」という方法もあります。
このように、ダイレクトボンディングは様々な応用ができる自由度の高い治療法です。
治療回数も1~2回で済みますので、お忙しい方も無理なく審美的な治療を受けることができます。
※欠けたり変色したりすることもありますが、その際は調整いたしますのでご連絡ください。(保証期間中は無料)
■費用
ダイレクトボンディング ¥15,000~30,000 (範囲によります)
保証期間:2~3年
※自由診療(保険適用外)になります
金具のない入れ歯「ノンクラスプデンチャー」
保険の入れ歯には、隣の歯に引っかける金具がついていますが、金具のない保険外の入れ歯もあります。
金具がない分、見た目も自然にできます。
やわらかい材料で作りますので、残っている歯へのダメージも保険の入れ歯に比べて少なくできます。
入れ歯の見た目に困っている方や、入れ歯を薄くしたい方など、現在使われている入れ歯にご不満がある方はご相談ください。
その他、インプラントを利用して安定させる「インプラントオーバーデンチャー」や、薄くて違和感の少ない「金属床義歯」という入れ歯もあります。
補綴物(詰め物・被せ物)の治療について
むし歯を取った後や根っこの治療が終わった後に歯の欠損を補うものとして、補綴物(詰め物・被せ物)があります。
補う箇所は前歯なのか奥歯なのか、どの程度の強度や審美性を求めるのかなどを総合的に判断して、患者様に最も適した補綴物をご提案いたします。
特にセラミック・ジルコニアは、見た目がきれいなだけでなく、汚れ(プラーク)や着色がほとんど付かないため、むし歯や歯周病になりにくく長持ちしやすい優れた素材です。
さらに、専用のセメントで歯と接着させるので、金属に比べて隙間がなく、むし歯の再発が少ないという利点もあります。
金属アレルギーでお困りの方へ
金属アレルギーの方は、金属の補綴物をお口の中に入れることによって、金属に接しているお口の粘膜が荒れたり、全身が痒くなったりするなどの症状が現れることがあります。
アクセサリーの金属でかぶれたり赤くなったりするのと同じです。
ひどい場合は、体調が悪くなってしまうこともあります。
特に上下が銀歯で咬み合っている場合は、金属同士が接触することによって微弱な電流が発生し、不快感などの症状が出ることもあります。
いわゆる「銀歯」には様々な金属が使われていますので、決して身体にいいものではありません。
海外では法律で使用禁止されているところもあります。
金属アレルギーを実際にお持ちの方や金属アレルギーが気になる方は、金属を使用しないメタルフリーの補綴物を使用されることをお薦めします。
審美歯科の保険内/保険外の違いについて
審美歯科で使用する補綴物には保険適応内と適応外のものがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
保険内の補綴物のメリット/デメリット
メリット
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・費用が安い
- ・保険で白くできる歯も一部ある
デメリット
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・いわゆる銀歯であり、前の方の歯であれば目立つ
- ・金属アレルギーのリスクがある
- ・白い被せ物でも、色に透明感や自然感がなく、時間が経つと変色する
- ・プラークや着色が付きやすい
保険外の補綴物のメリット/デメリット
メリット
-
・自由度が高く、天然歯に近い色にできる
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・強度や耐久性が高く、長持ちしやすい
- ・プラークや着色が付きにくいので歯磨きしやすく、むし歯や歯周病になりにくい
- ・金属アレルギーの心配がない
デメリット
-
・保険に比べると費用が高い
- ・精密に作るため期間や回数が長くかかる
当院で取り扱う素材の特徴
保険適応内
金銀パラジウム合金
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いわゆる「銀歯」といわれる素材です。
- 保険ではこの金属を使用します。
レジン前装鋳造冠
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金属(金銀パラジウム合金)のフレームの表側にプラスチック樹脂を貼り付けたもので、前歯から3本目まで使用が認められています。
CAD/CAM冠
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セラミックとプラスチック樹脂を混ぜた素材で、保険では小臼歯(前から4,5番目)のみに認められています。
- ※条件によっては、前歯・大臼歯にできることもあります。
保険適応外
オールセラミック
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セラミック(陶材)でできたもので、天然歯と同じような白さと透明感があり、変色しにくい素材です。 審美性が求められる前歯に適しています。
ハイブリッド
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セラミックとプラスチック樹脂を混ぜた素材です。白い素材の中でもリーズナブルなのが魅力です。
オールジルコニア
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強度や耐久性が非常に高く、割れることはまずありません。特にかみ合わせの力が強い奥歯に向いている白い素材です。素材の改良により、前歯でも問題なく使用できるほど審美性も向上しています。「ジルライトクラウン」もオールジルコニアの一種です。
ジルコニアセラミック
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ジルコニアのフレームにセラミックを焼き付けたもので、セラミックより強度が強く審美性にも優れているため、前歯・奥歯どちらにも適しています。
審美歯科の費用
審美歯科(クラウン)の費用
ハイブリッドクラウン | ¥48,000 |
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オールジルコニアクラウン | ¥78,000 |
オールセラミッククラウン | ¥58,000~78,000 |
ジルコニアセラミッククラウン | ¥98,000 |
ジルライトクラウン(奥歯) | ¥40,000 |
※費用は税込です。
※保証期間あり。
※自由診療(保険適用外)になります
・治療期間は約1ヶ月です。
・治療回数は3~4回です。
審美歯科(インレー)の費用
ハイブリッドインレー | ¥27,000 |
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セラミックインレー | ¥36,000~50,000 |
ジルコニアインレー | ¥50,000 |
※費用は税込です。
※保証期間あり。
※自由診療(保険適用外)になります
・治療期間は約2週間です。
・治療回数は2~3回です。
ダイレクトボンディングの費用
ダイレクトボンディング | 1本 ¥15,000~30,000 |
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※費用は税込です。
※保証期間あり。
※自由診療(保険適用外)になります
・治療期間は1日~1週間です。
・治療回数は1~2回です。
審美歯科(入れ歯)の費用
ノンクラスプデンチャー | ¥120,000~200,000 |
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金属床義歯 | ¥200,000~350,000 |
※費用は税込です。
※保証期間あり。
※自由診療(保険適用外)になります
・治療期間は1~2ヶ月です。
・治療回数は4~5回です。
・完成後に数回調整が必要になることがあります。