こんにちは!
歯科医院を新規で開業した場合
1年後くらいに「新規指導」なるものがあります。
ランダムで患者さんを10人ピックアップされ
どんな治療をしているかの確認と指導を受ける、というものですね。
これは全員必ず受けないといけないので
開業医は全員経験しています。
で
私は特に何も引っかからなかったんですが
2つほど苦言?を言われました。
①埋まってる親知らずを抜歯してるけど何で?
②神経取ったその日に薬詰めてるけど何で?
・・・
時が止まりますね。笑
まず
親知らずの抜歯は
保険で認められている治療行為です。
なので
「患者さんが希望されて、私は抜歯することができるので抜いてるだけです」
と答えましたが
「じゃあ口腔外科学会に入らないとダメなんじゃないの?」って言われたので入会しました。笑笑
念のため大学の口腔外科に所属してた同級生に聞いてみたら
口腔外科学会に入ってないと埋伏歯抜歯がNGなのは本当みたいでした。
そして
神経を取ったその日に薬を詰めるのは
これも保険で認められている診療行為です。
学術的にも全く問題ないです。
さすがに
え?ダメなの??って思ったんで
「これやっちゃダメなんですか?」って聞いたんですが
「普通はやらないよね?」と返されたので、ダメらしいです。笑笑
てか普通の歯医者って・・・笑
別に
役人さんをディスってるわけではありません。
保険治療とは、つまり「国の意向」はこういうことなので、保険での歯科治療に学術的な正誤は関係ないことを知っておいてほしいんです。
これを頭に入れて
保険での治療を選ぶのか
自費での治療を選ぶのか
しっかり考えてみてください。
特に
根管治療(根っこの治療)については
できればアメリカの専門医を持ってる先生のクリニックで治療を受けた方がいいです。
費用はかかりますけどね。
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あきづき歯科クリニック 院長 秋築