当院が心掛けていること
院長が責任を持って担当いたします
抜歯に関しては、大学病院に紹介して抜歯するような難症例でも、当院で対応できるケースがほとんどです。
横を向いている親知らずや、顎の骨の中に完全に埋まっている親知らずなどの場合でも抜歯が可能です。
「大学病院を紹介されたけど、なかなか行けない・・・」「以前親知らずを抜いたことがあるけど、すごく時間がかかって大変だった」という方は、ぜひご相談ください。
また、歯周外科やインプラント治療のような外科処置も行っています。
どうしても一般の歯医者では対応ができない場合は、連携先の大学病院への紹介も可能です。
院内感染を防ぐために滅菌・消毒を徹底しています
特に出血を伴う外科治療を行う際は、感染のリスクが高くなります。
当院ではこれを防ぐため、使用する医療器具の滅菌・消毒を徹底し、安全な環境で治療を行うよう心掛けています。
もちろん、通常の処置に置いても滅菌・消毒を徹底していますので、安心して治療を受けられます。
親知らずとは
親知らずとは、第3大臼歯といい、前から数えて8番目の最も後ろに位置する歯のことをいいます。
現代人の顎の骨は小さいので、親知らずが真っすぐきれいに生えることは少ないです。
親知らずに歯肉が被ったままの状態だと、埋まっている歯と歯肉の間に隙間ができてしまうので、食べかすなどのプラークが詰まってしまうと取れなくなり、歯肉に炎症を起こすことがあります。
さらに、歯周病になったりむし歯になったりするリスクが高くなり、手前の歯に悪影響を及ぼします。
炎症が起きたら、まずは消炎薬や抗菌薬などのお薬で抑えますが、炎症の程度がひどかったり何度も繰り返したりする場合は、消炎後に親知らずを抜歯する必要があります。
また、抜歯するとリスクが大きくなる場合は、あえて完全に歯を抜かずに根っこの部分だけを意図的に残す「コロネクトミー」という方法もあります。
(右の写真のような症例でも、当院での抜歯が可能です。)
親知らずの抜歯について
親知らずは、正常な位置で生えている場合は通常の歯と同じように抜歯できますが、横を向いていたり、歯の根が複雑に曲がったりしている場合は、歯肉を切開して歯を分割したり骨を削る必要があります。
上あごの親知らずに比べ、下あごの親知らずは横向きになっていることが多いです。
患者様の全身状態や飲んでいる薬によっては外科処置ができないこともありますので、まずは抜歯が可能かどうかを確認します。
抜いた方がいい場合
抜かなくてもよい場合
歯周外科について
歯周病が進行している場合や、歯ぐきを整える必要がある場合などは、歯周外科治療をいたします。
歯ぐきを移動したり、移植したりなど、状況に応じた処置を行います。
保険でもできる処置がありますので、ご相談ください。
繊細な治療となりますので、ある程度以上のテクニックが必要です。
顎関節症(あごの調子が悪い)でお困りの方へ
口を開ける際に大きく開けられない、口の開け閉めがしにくい、ガクッと音がする、あごを動かすと痛いといった症状がある場合は、「顎関節症」が疑われます。
特に、あごの筋肉が弱い女性に多く見られます。
音がする程度であれば治療をせず経過観察で様子をみることもありますが、痛みがある・口が開かない・歯ぎしりや歯のくいしばりがあるといった場合は、病状に応じた治療を行います。
放置すると、さらに悪化したり治療期間が非常に長くなってしまう恐れがあるので、少しでも異常を感じられたら早めの受診をおすすめします。
顎関節症は早期診断・早期治療が非常に大事です。
具体的には、お薬を服用する・癖がある場合は改善する・かみ合わせの調整をする・専用のマウスピースを装着するなどがあります。