こんにちは!
歯周病は
歯を支えている骨が溶けていく病気です。
重度になると
歯がグラグラして抜けてしまいます。
その状態になってからインプラントをするとなると
まぁまぁ大変です。
というのも
インプラントを入れるためには
一定以上の残存骨が必要となりますからね。
歯周病が進行して骨が溶けていると
入れるところがなくなってしまうわけです。
そこで骨造成するんですが
これがなかなか思うようにできてくれない・・・
どんなにうまくいったとしても
60~70%ぐらいの造成って感じです。
そもそも隣の歯の骨の高さまでしか回復はしないので
限界もありますしね。
今日もそんな治療がありましたが
4ヶ月前の骨造成で60%の回復だったので
インプラント埋入と同時に骨造成の追加となりました。
それでもかなり上手くいってるんです。
元は根っこの先まで骨が溶けてましたからね、インプラントを入れられる状態になっただけでも十分。
とはいえ
全てのケースで予定通りにいくわけではないので
抜歯が決定的になったら
少しでも早めにインプラントをした方がいいのは言うまでもないです。
悩んでいる間にも歯周病は進んでしまいますからね。
歯周病はメンテナンスで予防や進行を遅らせることができるので
みなさん
定期的に歯医者で歯石とり・検診を受けましょう。
807-0075 北九州市八幡西区下上津役3-6-1 ハーモナイズ361-1階
あきづき歯科クリニック 院長 秋築