こんにちは!
歯周病が進行して
歯を支えている歯槽骨が吸収した場合の治療として
「リグロス」という薬剤を使った再生療法があります。
当院では月に1~2症例ほど行っています。
しかし
前も書いたとは思いますが
リグロス入れても「通常の歯周外科の費用+材料代」しかもらえないから赤字になる。
というのも、通常の歯周外科+αの処置が増えるので、材料代+αの診療報酬が必要だから。
ただリグロス入れりゃいい、ってもんじゃないんですが
まぁ国は「そんなこと知らん」ってことでしょう。
とてもいい材料ではあるんですが
これがあまり普及しない大きな理由の1つです。
自腹切ってまで治療する歯医者は普通いません。
ん?
じゃあなぜ私はやっているかって?
私はスキルアップを兼ねての治療だと割り切ってるんで。
歯周外科処置のスピードと確実性を得るためと思えば
そんなにマイナスにはなってないかと。
特に自費治療が多い医院だと
リグロスを使うメリットはあると思います。
それ以前に、リグロスを使った再生療法は、患者さんにとってメリットですからね。
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あきづき歯科クリニック 院長 秋築