こんにちは!
今日相談でいらっしゃった患者さんからの質問。
「かかりつけの歯医者が
コーディネーターの人としか話をしないところで
先生とは話したことがないし顔も見たことがない」
このようなスタイルの歯医者って
少なくはないんです。
行ったことない人にとっては「??」と思いますが
これ
完全分業制にしている、ということです。
受付は受付業務に専念する
トリートメントコーディネーター(以下TC)は患者さんとのコミュニケーションに専念する
歯科衛生士はメンテナンスに専念する
歯科医師は治療に専念する
そんなスタイルの歯医者ですね。
それぞれが1つの業務に専念することで
高いパフォーマンスを発揮できるようにする
かつ効率化を図るのが目的となっています。
というのも
15年くらい前に
TCを配置して新しいスタイルの歯医者を作る
そんな感じの新提案をするセミナーが流行ったので
このスタイルを取り入れている歯医者があるんですよね。
ざっくりと説明すると
「直接先生に言いにくいこともあるし
緊張してしまう・・・」
という患者さんがいるので
患者さんと先生の間にTCが入って
患者さんと話をしたり
先生が立てた治療方針・治療方法・費用などを伝えます。
欠点としては
直接先生と話をする機会が少ない(あるいはない)ので
不安を抱えてしまう患者さんもいたり
TCを通して話がいくので伝達ミスの恐れがあったりなど
意志の疎通に問題が生じる可能性があるところですね。
当院は
治療の説明もすべて私がしているので
TCはいません。
ただし
私が説明するための時間を使うので
患者さんを診る時間が減り
当然効率は悪くなります。
どちらがいいか悪いかというのはありません。
合う合わないというところなので
ご自身に合えばどちらでも大丈夫です。
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あきづき歯科クリニック 院長 秋築