こんにちは!
歯医者に来院する動機としては
「痛い」
「詰め物が外れた」
「腫れた」
など様々ですが、これを「主訴」といいます。
まず改善したい症状のことで、多くの場合「主訴」はお口の中のトラブルです。
これを治すことが第一目標となります。
「主訴」の症状が落ち着いてから、治療が必要な他の部分を診ていくんですが、
残念ながらここで終わってしまう患者様もいらっしゃいます。
本当に治療が必要なところがなければ大丈夫なんですが、
「とりあえず良くなったからもういいかな」
ではいけません。
この「とりあえず」というのは、将来トラブルの元となってしまいます。
歯というのは親知らずを除いて通常28本あるんですが、
1本でも失ってしまうとバランスが崩れて少しずつ悪くなっていきます。
また、1本だけむし歯になって穴が開いている状態を放置しているだけでも、
咬み合わせが崩れていって様々な症状が出てくることだってあります。
悪くなってからだと期間や費用も余計にかかってしまうので、
早めに治療をした方が結果として楽なんです。
予防→早期発見→早期治療→予防→...
しっかりと定期的にメンテナンス(予防)をして、
何かあったとしても早めに発見してトラブルを未然に防ぎ、
またメンテナンスをしていく。
この流れは車とよく似ています。
長く乗るためには定期的にメンテナンスや車検をして、
何かあればそのときに早めに修理して、
またメンテナンスする。
人も車も、長く状態を維持するためには悪いところを放置しないことが大切なんです。
※ちなみに冒頭の写真はMINIですが、僕の車はMINIじゃありません。笑
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あきづき歯科クリニック 院長 秋築