こんにちは!
以前もブログで書きましたが、顎関節症について追加で書いていきます。
上のレントゲン写真で赤丸が付いているところが顎の関節です。
正常であれば左右同じ形になっているのですが、これは左右差があります。
向かって左側の方が細く、右側の方が丸くなっています。
この患者様は、左右のあごの関節のバランスが崩れているため、
口を開けたり閉めたりする時に音が出ています。
これも顎関節症の1種です。
今は痛みがないのですが、いずれ痛みや開口障害などの症状が出る可能性があります。
症状が出たら、早めに検査と処置をするべきですが、
何もしなくても数日で症状が治まることもあります。
たとえ症状がなくなっても、レントゲンやあごの動きなどを確認すると、
関節に何かしら異常があることも少なくないので、
1度歯医者で診てもらった方が安心です。
噛み合わせに問題がある場合は、「いかに早く受診するか」がその後を左右します。
「あごが痛かったり顔が腫れたりした場合、どの病院に行けばいいのか分からない・・・」
という患者様もいらっしゃいますが、歯医者で大丈夫です。
もし他の科に行く必要があれば、そこの歯医者さんがどこの科に行けばいいのか、
教えてもらえると思います。
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あきづき歯科クリニック 院長 秋築