こんにちは!
根っこの治療については、以前ブログでも書いたと思います。
今日は、「根っこの治療をして治るのか?」について書いていきましょう。
上の写真は、歯の根っこを模したブロックですが、
歯の種類によって、根っこの数が違います。
前歯は根っこが1本、小臼歯は根っこが2本、大臼歯は根っこが2~3本です。
もちろん例外もありますが、負担が大きい歯ほど、根っこの本数が多いです。
なので、大臼歯1本の治療は、前歯3本分と同等の治療になります。
更に、奥歯は器具を入れにくい上に、唾液が進入しやすいため、治療が大変です。
よって、奥歯の根っこの治療は、治りにくく、再発するリスクも高いのです。
①見やすく・器具が入りやすくするように歯を削り、根っこの治療に備える
②唾液が根っこの中に入らないように器具を装着する
③細い根っこの先端まで洗浄できる器具を使用する
④効果のある洗浄液を使用する
などが必要です。
根っこの中にきれいに薬を詰めることも大事なことですが、
それまでの過程で、治るかどうか決まると言ってもいいでしょう。
当院では、感染の程度にもよりますが、根っこの治療は4回以内で終わることがほとんどです。
半数ほどは2回以内で終わります。
正しく行えば、そんなに期間はかかりません。
逆に、4回以上かかる場合は、根っこの中ではないところに悪いところがあると考えられます。
そういった場合は、CTで3次元的に確認ができるので、的確に診断ができます。
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あきづき歯科クリニック 院長 秋築