こんにちは。
今日は根っこの治療について簡単に説明します。
歯医者で「根っこの治療をしましょう!」と言われても、「何をしてるんだろう?」と思われている方もいらっしゃるかと思います。
先生にはなかなか聞きづらいですよね!
まず、「根っこの治療」とは、歯の内部にある神経を取ったり消毒をしたりする治療です。
虫歯などで痛んでいる神経を取る場合、
①麻酔をかけて歯を削り
②神経の部屋まで削ったら
③針のような器具で神経を掻き出し
④消毒をしてきれいになったら
⑤薬で空洞を埋める
これが根っこの治療です。
神経を取って治療が終わった歯でも、しばらくすると歯の根っこの先に膿が溜まることがあるので、再治療が必要になることがあります。
というのも、神経の部屋には血管も入っているので、神経を取ってしまうと血液の循環がなくなってしまい、免疫がなくなります。
そうなると、歯の上の方は塞がれているため、根っこの先からバイ菌が外側に飛び出して骨を溶かしてしまうことがあるんです。。
痛みがないことが多く、痛んでも数日で痛みが引くこともあるので、放置していると少しずつ進行し、異常が出たときには抜歯になってしまった…ということも少なくありません。
抜歯にならなかったとしても、治療期間が長くかかってしまい大変です。
歯が少しでもおかしいなと思われたら、できるだけ早めに受診することをおすすめします!