治療よりも難しいのは、これかもしれないですね。
2024.10.11更新
こんにちは!
治療に介入するかどうか
これは
歯科医師側が判断するわけではありません。
歯科医師は診断をして治療の必要性を説明しますが
実際に治療をするのかどうかは
最終的に患者さんに決めてもらうことになります。
例えば
深いむし歯があるけど痛みがなくて
患者さんが治療を希望しなかった場合
これは治療はしてはいけません。
治療するべきなのは間違いないんですが
患者さんは痛くなるまで様子をみたいとか
フッ素で再石灰化を期待したいとか
いろいろ考えて判断していると思いますからね。
それに
歯科医師側の説明が足りていないかもしれませんし。
とはいえ
結構すぐ手を出しちゃう先生も多いようで
そういう場合は患者さんが
「以前削られて~」とか
「親知らずを抜かれて~」とか
「○○された」という表現をされます。
つまり
望んだ治療ではなかったことが伺えます。
悪意が全くないとしても
良かれと思ってやったとしても
相手の捉え方次第でいくらでもトラブルは起こりうるので
意思疎通というものは難しいですねぇ
自分の意見や主義主張を押し通す前に
いったん相手の意見や考えなどを知ろうとする姿勢や努力も大事かと思います。
簡単じゃないですけどね。
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あきづき歯科クリニック 院長 秋築