親知らずの活用法。
2018.11.10更新
こんにちは!
最近「必要のない親知らずは抜きましょう。」と書いてきましたが、
「必要のある親知らず」はどうなるのか、説明していきます。
真っすぐ生えていて、問題なく嚙み合っている親知らずは抜かなくて大丈夫です。
最近では、他の歯に影響を及ぼさない親知らずは、将来の移植のために
そのまま残しておくことも多くなっています。
上の写真で説明すると、例えば向かって右下の×が付いている歯を抜くことになった場合、
左上の○のところの親知らずを移植してくれば、他の歯を触らずに治療ができます。
しかも、親知らずを移植するのであれば、保険で治療ができるんです!
もし歯を抜くことになって、取り外し式の入れ歯かインプラントしか選択肢がなければ、
どうしようか悩まれる患者様は少なくありません。
そこに「移植」という選択肢があれば、その悩みも解消されるかもしれません。
成功率は100%ではありませんが、上手くいけば良い治療だと言えるでしょう。
なので、抜く必要のない親知らずは、できるだけ残しておいた方がいいんです。
「歯を抜くことになって、小さいけど入れ歯になってしまうと言われた・・・」という方で、
どこかに親知らずが残っていれば、まずはご相談ください。
〒807-0075 北九州市八幡西区下上津役3-6-1 ハーモナイズ361-1階
あきづき歯科クリニック 院長 秋築