クリニックブログ

2022.10.21更新

こんにちは!

 

日本人の上顎の奥歯は骨が薄く

 

副鼻腔までの距離が非常に短いです。

 

そのため

 

上顎洞挙上術が必要になるんですが

 

2つの方法があります。

 

インプラントを入れる穴から挙上する方法

 

骨を大きく開いて大規模に挙上する方法

 

前者の方が患者さんの負担は少ないんですが

 

挙上できる量は少ないです。

 

後者は負担が大きいですが

 

目視できるのでやりやすいです。

 

一般的には難しいといわれますがね。

 

サイナスリフトでは

 

副鼻腔内に作ったスペースに

 

人工骨や自家骨を入れて

 

それが血液と混ざることによって

 

新たな骨を獲得するというものなので

 

血流が不可欠です。

 

なので

 

タバコ吸ってる患者さんだと

 

リスクが大きくなるんですよね。

 

血流が悪くなるので。

 

あんまりしたくないなぁ・・・と思いつつ

 

患者さんの同意を得たら治療しますが

 

できるだけショートインプラントを使うようにしています。

 

もしサイナスリフトして骨が上手くできなければ

 

異物として排除されるので

 

強い副鼻腔炎を起こす可能性があります。

 

ショートインプラントの連結の方が安全ですし

 

もしダメになったとしても

 

サイナスリフト失敗よりもダメージは少ないですからね。

 

骨造成が必要な場合は

 

できるだけタバコは控えましょう。

 

 

807-0075 北九州市八幡西区下上津役3-6-1 ハーモナイズ361-1階

 

あきづき歯科クリニック   院長 秋築

 

 

 

 

 

 

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