こんにちは!
「インプラントのところが動いている」
ということがあります。
この「動いている」のが
どの部分かが
最も大事なことになります。
インプラントは
複数の部品で構成されています。
①フィクスチャー(骨に入っているネジ部分)
②マルチアバットメント(連結する時に使う中間部品)
③アバットメント+上部構造(差し歯部分)
これがスクリュー固定の構造です。
セメント固定では
アバットメントと上部構造が別になっていますが
当院では
ほぼスクリュー固定しかしません。
メリットが多いですからね。
※理由はまた後日お伝えします
この部品のうち
③の部分のネジが緩んで
動いているということが最も多いですね。
というか
ほとんどです。
このネジはかなり細いので
横向きの力が強くかかると
緩んでくることがあります。
逆に言うと
緩んでくれるおかげで
破折を防ぐことができます。
ここが緩んで動いている場合は
痛みはありません。
で
②が緩んでくることは
ほとんどありません。
しっかり締めてありますからね。
1番マズイのが
①が緩んでいる状態です。
本体が緩んでいる=撤去
となってしまいます。
これは
インプラント周囲炎が進行したり
過度に強い力がかかったりしたときに
起こり得ます。
定期的にメンテナンスしていれば
防げる問題ともいえます。
ここが緩んでいる場合は
噛むと違和感があったり
痛みがあったりします。
どこが緩んでいたとしても
インプラントが動いている場合は
できるだけ早めに受診されてください。
③だったとしても
放置していると
破折したり①になってしまう可能性があります。
当院では
他院で入れたインプラントに対してのリカバリーも
行っています。
お困りの方は
結構多いですからね。
807-0075 北九州市八幡西区下上津役3-6-1 ハーモナイズ361-1階
あきづき歯科クリニック 院長 秋築