こんにちは!
「サージカルガイド」
聞いたことがない方もいらっしゃると思います。
これはマウスピースのような形のもので、
インプラントオペの前にあらかじめ作っておき、
インプラント埋入のときにを正しく位置決めするためのものです。
当院では、
100%近くサージカルガイドを使います。(「ステント」という器具の時もありますが)
↑今年使用したサージカルガイド(透明なやつ)とステント(白いやつ)
こんな感じで、
マウスピースのような器具に穴が開いているので、
ここに削る器具を入れて治療をしていきます。
ただし、
治療の全てこのサージカルガイドに委ねるわけではありません。
あくまでも羅針盤のようなもので、
方向確認の目印という意味合いが強いです。(私的には)
実際のオペでは、
必要に応じて微調整が必要になったり、
予定変更になることも多々あります。
経験を積んだ歯科医師がサージカルガイドを使い、
自分の引き出しを駆使してインプラントを埋入する、
それがより確実な結果を生み出します。
「初めての難しいオペだけど、ガイドがあるから大丈夫よ!」
みたいな感じではいけないんですよね。
あとは、
インプラントと骨がくっついた後に歯ぐきを整形する「2次オペ」でも
効果を発揮します。
歯ぐきの中にインプラントが埋まって見えない状態なので、
どこに埋まっているのかの目印になり便利です。
道具の特徴を把握し、
それを上手に使いこなして治療をすることが大切です。
807-0075 北九州市八幡西区下上津役3-6-1 ハーモナイズ361-1階
あきづき歯科クリニック 院長 秋築