こんにちは!
インプラントの最終の差し歯は、
ネジ止めで固定するか、
セメントで固定するか、
2つの方法があります。(例外もあり)
当院では、
基本的にネジ止めをしています。
ほぼ100%ですね。
セメントで固定すると、
セメントの取り残しがあったら「インプラント周囲炎」という
やっかいな炎症を起こしたり、
内部のネジが緩んだなどの際には、
壊して外さないといけないですし、
だからといって仮のセメントで固定したら、
いつ外れるか分からない・・・
ということになります。
なので、
当院ではできる限りネジ止めをしているんです。
そうすれば、何かあってもネジを緩めて外すことができるので、
例えば差し歯が欠けてしまったら、
お預かりして修理できますし、
定期的に外して内部の清掃もできたりします。
そのため、世界的にもネジ止めが主流です。
ただ、部品が増えるので費用が高くなりますし、
複数本のインプラントだと方向が制限されるので、
テクニック的に難しくなるんです。
そういうことも含めて、
インプラント治療とは多くの知識や技術が必要な処置なんです。
できるだけ安いところでインプラントをする、というのは、
やはり危険だと言わざるを得ません。
なぜ安いのか、
なぜ高いのか、
それをきちんと把握した上で歯医者を選びましょう。
そのためにセカンドオピニオン、サードオピニオンがあるんです。
面倒に思われる方もいらっしゃると思いますが、
ご自身の歯を守るために必要なことです。
807-0075 北九州市八幡西区下上津役3-6-1 ハーモナイズ361-1階
あきづき歯科クリニック 院長 秋築