こんにちは!
3月・4月は引っ越しや転勤が多い時期でもあります。
「歯の治療中だったけど、今まで通ってた歯医者に通えなくなった・・・」
という方もいらっしゃるでしょう。
引っ越しや転勤などがあると、バタバタしてなかなか歯医者に通いだすまでに時間がかかると思いますし、
そもそも通う歯医者を探す必要もありますからね。
しかし、間隔を空けない方がいい治療もあります。
それは「根の治療」と「むし歯治療」です。(矯正治療もそうなんですが)
特に根の治療が途中になっていて、しばらく通わなくなるのが1番マズイです。
根の治療中には仮の蓋をするんですが、あくまでも「仮」なので外れやすいんです。
その蓋が外れてしまうと歯の脆い部分がむき出しになってむし歯が急速に進行します。
また、根の中に入れてある薬も時間が経つと劣化したり効果がなくなったりします。
しかもやっかいなことに、根の治療は神経を取った後に行う処置なので基本的に痛くないんですよね。
なので、「忙しさも落ち着いたし、そろそろ歯医者に通おうかな!」というときには
むし歯が深くまで進行してしまい抜歯するしかない状態になっていることも少なくありません。
これが1番悲しいケースです。
「え!?痛くないのにそんなに状態が悪いんですか!?」
確かにそう思われるのも無理はありません。
実際に抜歯した歯をお見せするとボロボロなので納得されますが、抜かずに済む方がいいですよね。
抜歯した後は、ブリッジ・入れ歯・インプラントなどが必要になるので、
結果として治療期間や費用が余分にかかってしまいます。
引っ越し・転勤などで忙しくなるのは避けられませんが、治療途中になっている場合は
なんとが時間を見つけて早めに歯医者に通うようにしましょう!
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あきづき歯科クリニック 院長 秋築