こんにちは!
骨がないところにインプラントをするためには
骨造成が必要となります。
自家骨・他家骨・異種骨・人工材料とあるんですが
最近は完全な人工材料を使用することが多いですね。
自家骨を使うとなると
どこかから骨を採取しないといけないため
傷が大きくなったり
後で腫れたりなど
患者さんの負担が大きいです。
他家骨や異種骨でもいいんですが
予期せぬ感染を予防するために
人工材料の方にシフトしてきました。
現在かなり予後もいいので
今後も積極的に使用することになるでしょう。
さらに性能がいい材料も発表されたりすると思いますしね。
まぁ
お値段的に少々高いのが難点で
「もうちょっと足りないからもう1ケース出して」
とか
「思ったより量がいらんかったから、量が少ないケースを開ければよかった」
となるときが切ないですね・・・笑
ちなみに
当院では1度開封した人工骨は
当然ですが1回のみの使用にしています。
ロット番号が書かれたシールを
必ず使用した患者さんのカルテに貼付していますし
決して使い回すことはありませんので
ご安心ください。
こういう見えないところにこだわることが
医療人として真に大切なことだと思います。
807-0075 北九州市八幡西区下上津役3-6-1 ハーモナイズ361-1階
あきづき歯科クリニック 院長 秋築