こんにちは!
インプラント治療の流れについては、
まだまだ浸透していないので書いていきましょう。
インプラントはいくつかの部品で成り立っています。
骨の中に埋め込むネジ状の「フィクスチャー」
フィクスチャーに接続する土台部分の「アバットメント」
差し歯部分の「上部構造」
基本的にはこうなっています。
まずはフィクスチャーを骨に埋め込んでいきます。
フィクスチャーと骨はすぐに結合するのではなく、
骨が代謝を繰り返すことによって、
フィクスチャーに絡みこんで結合してきます。
これには少なくとも2ヶ月かかります。
結合が確認できた時点で、
アバットメントを立て、型を取って仮歯を作ります。
仮歯で歯ぐきや歯の形を整えたら、
最終の型を取って、
最終的な上部構造を作ります。
ここまで最短でも3ヶ月程度かかります。
「インプラントを入れる=すぐに歯が入る」
というわけではないんです。
時間をかけて、
できる限り長持ちさせるように治療をしていくんですね。
状況によっては、
最初にフィクスチャーを埋め込む際に、
フィクスチャーのネジ部分がしっかりと骨に噛み込んでいれば、
その時点で直接仮歯を入れることもあります。
ただし、
負担を早くかける方がリスクが高くなるので、
できればそっとしておいて方が確実です。
いろいろ特殊なケースもありますし、
詳しいことは文章ではなかなか伝えきれないので、
実際に歯医者さんでご相談ください。
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あきづき歯科クリニック 院長 秋築