こんにちは！
親知らずの抜歯あるあるなんですが、
レントゲン上ではいかにも簡単そうなのに、
いざ治療に入ると
「全然抜けんやんっ！！」
ってことがあります。
骨と癒着していたり、根っこが肥大していたりなどですね。
また、
下の親知らずあるあるなんですが、
歯が埋まっているのをレントゲンで確認して、
まぁ少しは歯が見えるだろうと思って歯ぐきを開いて見てみると、
「・・・歯がないやん！骨しか見えんし・・・」
ってくらい、
完全に歯が骨に埋まっていることもあります。
レントゲンはあくまでも確認のために撮影するものであり、
完璧に状況を映し出すわけではないんです。
こんな感じで、
「思ったより大変」なことが結構あります。
私はもう数千本以上は抜歯しているので、
余程の状況ででなければ大丈夫なんですが、
経験が浅い歯科医師だったり、自分の腕を過信している歯科医師だったりすると、
「抜けん、ヤバイ！！！」となってしまうことも。
そんな時は無理せず中止して、
他の医院を紹介すればいいんですが、
焦ってしまって、なかなかそうできる歯科医師は少ないですね。
特に埋まっていたり、根っこの形が複雑になっているような親知らずの抜歯は、
余裕をかましているとエライことになることがあります。
油断してると歯がそれを見逃さず、抵抗してすんなり抜けてくれません。笑
私は抜歯をよくしていますし、
簡単そうに抜いているように見えますが、
レントゲンの情報や自分の頭の中の引き出しを駆使して
いろいろ考えながら油断せずに抜いているんです。
油断大敵ですからね。
807-0075 北九州市八幡西区下上津役3-6-1 ハーモナイズ361-1階
あきづき歯科クリニック 院長 秋築
