こんにちは!
乳歯の下に永久歯がないことが割とあるんです。
現代人はあごが小さくて小顔ですから、歯も退化傾向にあるんですよね。
ただ、これがやっかいで、乳歯はいつか抜けてしまいます。
乳歯はもともと生え変わる前提の歯なので、長くても20~30代くらいまでしかもちません。
抜けてしまうと歯が1本足りなくなる・・・
そのまま放置すると、隣の歯が倒れてきたり、反対側の歯が伸びてきたりして、咬み合わせや歯並びが悪くなる・・・
困ったことになってしまうんです。
抜けたらブリッジやインプラント、矯正になるんですが、早めに気付いておいて将来的なことを決めておくことが大切です。
抜けた後に考えてもいいんですが、考えている間にどんどん状況が悪化してしまうことが多いので、
「抜けたらどう治療をするのか」を先に決めてしまった方が賢明です。
方針が決まったら、その時点で乳歯を抜いて治療を開始するのも1つの手だと思います。
この状況になるのは若くてむし歯が少ない方がほとんどなので、多くの方がインプラントを選択されます。
「ブリッジを入れるために両隣の歯を大きく削ることは避けたい」
皆さん、しっかりと将来的なことを考えていらっしゃいます。
そういえば、今日いらっしゃった患者様も乳歯が残っていてグラグラしていて、その下には永久歯がありませんでした。
なのに親知らずはあって横を向いて埋まっている・・・
いらない親知らずはあるのに、なんで必要なところの歯がないんだろう・・・
患者様と一緒に切なくなりました・・・
僕も最大限の力を発揮して治療していきますね!
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あきづき歯科クリニック 院長 秋築