こんにちは!
歯医者で「歯石を取りましょう」と言われて、
とりあえず言われるがままに歯石を取ったことがあるという方は多いと思いますが、
「なぜ歯石は取らないといけないの?」「歯周病って何?」という方が意外と多いんです。
今日は、歯石について説明していきましょう。
歯石とは、歯にくっついた歯垢=プラーク(いわゆる磨き残し)が唾液の成分と混ざって硬くなったものです。
石みたいに硬いので、歯磨きでは取れません。
歯石には細菌が大量に入っていますし、ザラザラしているので更に歯垢が付きやすいです。
そのまま放置すると、細菌が出す毒素によって歯ぐきが腫れたり、歯を支えている骨が溶けていきます。
また、歯の根っこの方にまで歯石が付いていきます。
これが歯周病です。
歯周病は痛みがないまま進行するので、症状が出てきたときには、かなり進行していることが多いです。
重度の歯周病になると、何本も歯を抜かないといけなくなり、
入れ歯になってしまうこともあります。
なので、定期的に歯石を取らないといけないんです。
「歯石とり=歯周病の治療」なんです。
「症状はないけど、歯石は何年も取っていないなぁ・・・」という方は要注意なので、
早めの歯周病の検査と歯石除去をおすすめします。
当院では、お口の状況と必要な治療について詳しく説明を行い、
それぞれの患者様に適した治療をすすめます。
〒807-0075 北九州市八幡西区下上津役3-6-1 ハーモナイズ361-1階
あきづき歯科クリニック 院長 秋築