こんにちは!
今更ですが、今日はインプラントの構造について説明します。
上の図のように、インプラントはいくつかの部品で構成されます。
※全てのインプラントがこのようになっているわけではありません。
当院は、このタイプのインプラントを採用しています。
まずは、骨の中にインプラントのネジ部分を入れます。
数ヶ月待って、骨とインプラントがくっついたら、
アバットメント(いわゆる土台)を立てます。
そこに差し歯を入れて、インプラント自体の治療は完了します。
以前は上の図のように、差し歯をセメントで接着する方法が
多かったのですが、
最近は、定期的に外して清掃・確認ができるように
ネジ止めで装着する方法が主流になっています。
当院でもネジ止めで装着しています。
なぜいくつも部品があるのか、ということについてですが、
インプラントに大きな負担がかかった場合、
1ヶ所に負担がかからず、力を分散させることができるのです。
部品が少ないインプラントの場合、力がダイレクトに伝わるため、
非常に負担が大きいのです。
部品が多ければ、損傷してもその部品の交換で済みますが、
部品が少ない場合、そのままインプラントがダメになる可能性が高いです。
予期せぬ力が働いた場合に安全に制御することを
「フェイルセーフ」といいます。
他の分野でもよく使われる用語なので、
ぜひウィキペディアで調べてみてください!笑
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あきづき歯科クリニック 院長 秋築