こんにちは!
今日も雨が降ってますね!
さて、以前のブログで保険の白い差し歯について書いていましたが、
奥歯(第一大臼歯)の適応について詳しく書いていきます。
第一大臼歯とは、6歳臼歯とも呼ばれる歯で、だいたい6歳頃に生えてくる永久歯です。
前歯から数えて6番目の歯なんですが、1番最初に生えてくる奥歯の永久歯なので
磨きにくく虫歯になるリスクが高い歯なんです。
この歯の神経を取って、全面の銀歯を入れている方は少なくありません。
特に下の歯であれば、お口を開けたときに見えてしまいます。
この「下の第一大臼歯」が、保険で白い歯を入れることができるようになりました。
ただし、いくつか条件があります。
「上下顎両側の第二大臼歯が全て残存し、左右の咬合支持がある患者に対し、
過度な咬合圧が加わらない場合等において下顎第一大臼歯に使用する場合」
とありますが、なんだか分かりにくいので、分かりやすく説明しましょう!
条件の一つ目が、一番奥にある第二大臼歯という歯がすべて残っていること
条件の二つ目が、食いしばりや歯ぎしりがないこと(噛む力が強すぎないこと)
この2つが問題なければ、下の第一大臼歯に保険で白い歯が入れることができます。
残念ながら、現在の保険では上の第一大臼歯には入れることはできません。
条件のハードルは高いですが、選択肢は増えたので、治療の必要がある方は
検討してみてください。
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あきづき歯科クリニック 院長 秋築